原材料や飲み心地、今後の予想など、ぶっちゃけた個人的な感想も書いていますので、メーカーさんも怒らずに読んでいただけたらと思います。
「みんなちがって、みんないい?」原材料は結局何がいいの?
青汁の原材料ってケール、大麦若葉、桑の葉、クマザサなど、健康によさそうだけど、初心者には結局どれがいいのかわからないよね?
ぶっちゃけた所、16種類の青汁をレビューしてどう思った?
私の感想としては、メーカーさんも「この原材料が他のより絶対イイ!」と絞りきれていないのが現状だと思いました。
大手のメーカーさんでも、大麦若葉やケール、ミックス系など原材料を変えた青汁が複数販売されていて、飲みはじめる際に迷ってしまうユーザーも多いと思う。
栄養素に関しても、ケールはβカロテンやビタミンC、大麦若葉では食物繊維や鉄分が含有量が多いなど、結局全部栄養素が勝っているようなスーパー野菜はないんです…
結局、現状の電子決済サービス(ペイペイやメルペイ、楽天ペイ)などのように、どれが絶対にいいというのはなく、お客さん側に決めてもらえるような品揃えをしているっていうのが現状だね。。
特別なスーパーフードがでてこない限り、原材料は今のようにバリエーションが増えてお客さんが迷うような形はしばらく続きそうです。
以下、ちょっとわかりづらい青汁主原料の栄養成分をキャッチーにまとめてみました。
青汁購入時の一助になったらと思います。
大麦若葉
飲みやすさNo.1の大麦若葉
やはり大麦若葉のよさは、従来の青汁にはない、飲みやすさが挙げられます。
青汁の栄養成分は上記に示した通り、同じ色の濃い緑葉野菜ということもあり、ビタミン・ミネラル分は含有量の違いはあるものの高い栄養素を含んでいます。
ケールの青臭さを嫌う方向けに多く普及したのが大麦若葉で、各メーカーの主力製品の原材料が大麦若葉であることが多いです。
食物繊維が多く、食事前に摂取することで、食べ過ぎ防止や糖の吸収をおだやかにするなどの効果が期待できます。
他の栄養成分として、鉄分やSOD酵素と呼ばれる生活習慣病を予防するような独自の酵素が含まれている点も注目です。
ケール
やはり緑黄色野菜の王様
青汁といえば、ケールを想像する方が多いように、初期の青汁の主な原材料はケールでした。
ケールも青汁No.1の座を大麦若葉にとって変わられるとは思っていなかったんじゃないかなぁと思います。笑
しかしながら、緑黄色野菜の王様とよばれるように、βカロテンやビタミンE、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどの含有量は大麦若葉よりも多く、青汁の中でも美容向きな原材料です。
目に良い「ルテイン」や睡眠の質を改善する「メラトニン」などの独自の成分が入っています。
明日葉(アシタバ)
アンチエジング効果ならおまかせ!
名前もおしゃれなセリ科の仲間である明日葉(アシタバ)は、ケール以上のβカロテン含有量を含む強い抗酸化作用がポイントです。
明日葉の葉を切ると黄色い汁がでるそうですが、この黄色い汁にポリフェノール系の成分(カルコン)が含まれており、抗菌、抗酸化作用だけでなく、内臓脂肪を解消する作用や血栓ができるのを防ぐ作用があるとのことで、目下研究中とのことです。
βカロテンとカルコンという2つの抗酸化成分が入っている点で、もっともアンチエイジングが期待できる青汁成分といっていいと思います。
桑の葉
生活習慣病予防ならこちら!
最近、私がもっとも注目しているのが桑の葉の青汁です。
前回の青汁飲んでみたシリーズでもレビューしたのですが、糖の吸収を抑えるデオキシノジリマイシン(DNJ)という成分が入っており、桑の葉茶などでも注目されています。
食前に摂取することで、血糖値の急上昇を抑えることで血管に余計な負担をかけないですみますし、桑の葉のポリフェノールは高コレステロール血症を予防する効果が期待できるなど生活習慣病予防としてはかなりポイントが高い原材料だと思います。
また、ケールとくらべ鉄分、カルシウム、カリウムなどのミネラル分の含有量が多く、私が注目する亜鉛(髪を作る成分を含んでいる)も青汁の原材料で一番多く含んでいます。
クマザサ
食物繊維の含有量はケールの10倍!?
約70%が食物繊維として構成されているクマザサ。新しい原材料として注目されているクマザサの特集記事を作成しましたのでこちらでご確認ください。
乳酸菌、酵素、ビタミン?青汁以外のプラスの要素に着目
最近の青汁の特徴と言えば、乳酸菌や酵素、オリゴ糖など、青汁本来の成分とは違う成分を追加している青汁を目にするね。
これはメーカーさんのどういった意図があると思う?
青汁の食物繊維による腸内環境の改善や整腸作用に注目して、そこにプラスの効果がでるような成分を追加することで、他商品との差別化をしようという試みだと思う。
私も乳酸菌100億個や、オリゴ糖配合などの青汁をみると、青汁の原材料の比率は下がっているのに、身体に健康的なプラスの効果があるような気分になる…
大正製薬さんやヤクルトさんなんかは、まさに自分達の得意なフィールドに青汁を引き込んでいる印象があるね。
大正製薬さんは「ビオフェルミンS」、ヤクルトさんは冠商品である「ヤクルト」のように研究や実績がもともとあり、人気や信頼されている商品の青汁バージョンといった感じで、横展開した感じだね。
僕自信も、ヤクルトの乳酸菌と言われてるのと、知らないメーカーの青汁で乳酸菌配合といわれるのじゃ、無難にヤクルトにしとこうと思っちゃうよ。。この点では大手メーカーに分があるね
フルーツ青汁という新しい切り口
青汁というと今でも「中高年、おじいちゃんやあばあちゃんが飲んでいるちょっと古臭いイメージ」があると思うんだけど、そんな中、若者にも楽しんで飲んでほしい、手軽に商品をとってほしいという感じで別角度で青汁をプロデュースした商品がでてきたよね。それがフルーツ青汁。
フルーツ青汁といえば、やはり語らずには通れない青汁王子が2014年に発売した「すっきりフルーツ青汁」だと思う。2017年時点で累計1億3,000万本を販売し、17年9月期の通販売上高は約130億円と青汁業界に革命を起こした人物だよね。
とてもユニークな人物である所に注目されているけど、青汁なのに飲みやすさを重視し、パッケージのデザインやSNSを利用した商法で、ダイエットや健康志向の女性の若い世代にささった大ヒット商品だね。。若い世代にも青汁を飲んでもらえるようプロデュースした功績は大きいと思う。
また、健康食品全般にいえるけど、青汁ってこんなに儲かるんだ、潜在層がいるんだとも認知された形だよね。
後追いで、各メーカーからフルーツ青汁の商品が発売されている所をみると、青汁本来の青臭さをけした甘い飲み心地の青汁で、健康やダイエットに興味がある広い層にアピールするような商品は今後も1つの流れとして続いていきそうだね。
今後はこうなる!? 個性的な青汁の台頭。
青汁の主原料、乳酸菌などのプラスの成分、飲み心地でのフルーツ青汁など、他の商品との違いをアピールした商品作りがされてきた昨今の青汁業界で、ボクがおっと思ったの商品は、下記の商品です。
以前にレビューを書いたこの商品、私的には独特な苦味のようなものを感じて、好印象というワケではないのですが、
・薄くて、携帯性に優れたパッケージ。
・内側に女性の写真を大きく使ったデザイン性
・プラセンタ入り(美容&健康5種類入り)
という特徴を明確に打ち出しており、ユーザーのことを意識した個性ある商品だなぁと思いました。
今までの商品は、健康によさそうだとしか推測できない、ユーザーが明確化されていない無個性な青汁のパッケージが多かったのですが、この商品で感じたのは、OLさんがお昼の休憩にひょいとバッグから取り出し、ドリンクに混ぜて飲むような映像が浮かぶ、まさに使う場を想定したストーリーのある商品だと思いました。
確かに、どんなお客さんにどんな場面で使ってほしいか?ユーザーに対して明確にメッセージを送っているような青汁商品は、ほとんどないかも…悪く言えば没個性というか…
そう、そこなんだよね、青汁王子の「すっきりフルーツ青汁」やこの「輝きの青汁 プラセンタ入り」のように、しっかりとしたメッセージを送っている商品が結果を出しているように思える。
「輝きの青汁 プラセンタ入り」は楽天の青汁ランキングでいつも上位にランクインする青汁で、ボクはその理由として、しっかり自分達の強みを訴えている点じゃないかなぁと思ったよ。
青汁の実際の効果はどうか?青汁の未来
青汁のレビューサイトをしている限り、一番気になるのは、実際の青汁の効果の部分だよね。
いくら調査して、レビューを書いても、実際に効果があるかは、なかなか検証されていないのが実情です。
大手のメーカーさんでも今のところ、数値ベースにしたレポートのようなものはなく、実際の効果はあくまで自分の実感としてしかわからないのはちょっと悲しいですね。
今回は、本当に数値に反映されるのか?カツノリ君のバアバに3ヶ月飲んでもらった結果を報告します。
青汁のレビューなどで、HbA1c(糖化ヘモグロビン割合)の値が下がったなどの文言を見かけたことがあったのですが、私のバアバも、0.1と微量ですが下がりました。
0.1という数値がかなり微妙ですが、医者いわく「どうしたの?」と驚かれたようです。
また血漿グルコースも4ポイントほど下がってますね。。
正直、この結果が青汁を飲んだからなのかは、全くといっていいほどわからないですが、これから青汁の飲まれる方にとって報告すべきと思い掲載しました。
引き続きレポートを見ていきたいと思います。
ちなみに、カツノリ君のバアバが3ヶ月 お昼の食前に飲んでいた青汁は、サプリメントで有名なDHCの「よくばり青汁」です!
今回は、今まで飲んだきた青汁商品の総括まとめ記事となります。
現在まで16回に渡り飲んできた青汁で感じたこと、わかったことなど、初心者がみてわかりやすいようにまとめてみました。