そうだね。青汁は美容、健康といったイメージは多いと思うけど、実は青汁は赤ちゃんからでも飲めて、なおかつ小さい頃から飲むことでメリットもたくさんあるんだよ。
ただ、気をつけてほしいことこともいくつかあるので、今回は年齢制限や飲む時の注意点などについて詳しく紹介していくよ。
青汁に年齢制限はある?
「栄養不足を補うため」「ダイエット」「美肌効果」など大人が健康や美容のために飲む印象の強い青汁。
そもそも、青汁は何歳から飲んで良いのでしょうか?様々な栄養素が入っている分、何歳から飲んで大丈夫なのか、小さい子どもの体にどんな影響があるのか気になります。
青汁は一般的に栄養価の高い大麦若葉やケール、明日葉など生の濃い緑色の野菜の絞り汁。
基本的には年齢制限はないんだ。ただ、口に入るものだし、特に赤ちゃんや小さい子どもにはいくつか気をつけなければならない点があるんだよ。
赤ちゃんや1歳前後の子どもの場合
3ヶ月未満の赤ちゃんには青汁を与えない。
赤ちゃんが硝酸塩という青汁や野菜になどに含まれているる成分を多く摂取すると酸欠状態に陥り、時には「メトヘモグロビン血症」という命に関わる症状が引き起こされてしまう。
1歳未満の赤ちゃんの場合は、蜂蜜や黒糖が含まれていないか必ず確認するようにする。
乳児ボツリヌス症という危険な感染症を発症させる可能性がある
離乳食中や離乳食完了したての赤ちゃんには1日の摂取量より少量ずつ様子をみながらはじめていくようにする。
赤ちゃんの消化器官は青汁の成分をきちんと消化できる段階ではまだない
メーカーによっては年齢制限をしているメーカーもあるので慎重に選ぶこと。
タイミング的には離乳食中や完了したぐらいからが少しずつ取り入れた方がが安心してあげられそうだね
そうだね。小さい子どもも、摂取量をオーバーしてしまうとお腹がゆるくなってしまうこともあるので、1日の摂取量をしっかり守って、胃腸が弱い子どもには体調を見ながら少しずつあげていくようにしていけばいいよね
赤ちゃんが飲む青汁のメリット
現代栄養学おいて五味と呼ばれる「酸味」「苦味」「甘味」「辛味」「鹹味(かんみ)という五つの基本味(きほんあじ)があります。
人それぞれの体質や状態にあわせて健康をつくる働きがあり、複数の味に当てはまる食べ物もあります。
- 酸味:下痢の改善、多汗の抑制、筋肉を引き締める作用、慢性の咳止め
梅干し、酢、ヨーグルト、ゆず、レモン、りんご
- 苦味:発熱、ニキビ予防、食欲不振
ゴーヤ、セロリ、アロエ、かぶ、うど、あんず、緑茶
- 甘味:精神的緊張緩和、疲労回復、喉の痛み改善
人参・さつまいも・白菜・りんご・柿・さくらんぼ・バナナ・牛乳
- 辛味:風邪予防、冷え改善、瘀血、疼痛
生姜、ねぎ、にんにく、にら、わさび、こしょう、きんかん
- 鹹味:便秘改善、血虚
牡蠣・昆布・海苔・わかめ・もずく・ひじき・味噌・醤油
出典:東薬局 五味についてより
0~1歳頃の赤ちゃんは、まず目で色彩を感じ、舌で食感や熱を感じ、鼻で匂いなどを感じながら離乳食を通してさまざまな味を知っていきます。
そして、食経験が増えることで食べることの楽しさを覚えていきます。
赤ちゃんにはもともと苦手とする「苦味」「酸味」があります。しかし、何度も食生活を重ねていくうちにさまざまな味を舌が覚えていき、味覚が発達してくのです。
味覚が形成されていない時期から青汁を飲み始めれば、野菜独特の匂いや苦味にも順応でき、野菜嫌いや野菜に対する抵抗の抑制になることも考えられます。
食べることに慣れることへの第一歩の離乳食は、まず「食べることは楽しい」って赤ちゃんが感じることが大切だよね。
作りやすいものから色々試してみるといいと思うよ。
大人と子どもでもだいぶ飲み方や注意の仕方が変わってくるんだね。
じゃあ、どんな青汁を選べばいいの?
子ども用の青汁ってあるの?
子ども用青汁は色々なメーカーから販売されてはいるよ。
飲みやすくされてるものから、健康に特化した苦味のつよいものまで。そこで僕が考える赤ちゃんや小さいお子さんに適した青汁の選び方を紹介するよ
子供用青汁の選び方
栽培方法や添加物の安全性をチェック
青汁はほとんどの商品が生の野菜を最大限に生かすように作られてるため、素材そのものの安全性が重要になってくる。
遺伝子組換え技術を利用しない、植え付け前の2年以上有機肥料で土作りを行った田畑で生産された、「有機栽培」のものや、栽培期間中に農薬を使用しない「農薬不使用栽培」といった様々な商品がある。
以前の記事でも紹介したけど、子供用の青汁は安全性を考えノンカフェイン、人工甘味料、保存料が使われてないものがほとんどだけど、たまに、飲みやすように人工甘味料などの添加物を使用している商品もあるんだ。人工甘味料のアスパルテーム(L-フェニルアラニン)やアセスルファムK、亜硝酸塩ナトリウムなどはリスクが高い添加物なので要注意。
最も理想的なのは「有機JAS認定」を受けている「添加物不使用」の商品。
有機栽培や無農薬栽培原材料の栽培方法や農薬残留検査の結果など開示されている商品はより安全だけど、どこまでこだわるかは人それぞれだからね。
あくまでも目安として、自分の子どもの年齢や特徴にあわせて選ぶことをおすすめするよ。
長く飲み続けられる飲みやすさ
せっかく買っても苦味が強すぎたり、値段が高すぎたりして続けられなきゃ意味がないよね。
健康にいい青汁を購入しても、それが負担になって続けられなきゃ本末転倒。
まずは成分や添加物を確認しながらも自分の子ども優先に飲みやすいものから少しずつ始めてみることが大事だね。
やっぱり自分の子どものことだから慎重になるけど、こうやって色々覚えたり様々な商品があることがわかれば、自分の子どもにあった商品を選びやすいと思う
最後に赤ちゃんや子どもでも青汁を美味しく摂取できるオススメのアレンジ方法を簡単に紹介するよ
青汁アレンジ方法
青汁+牛乳
一番シンプルで取り入れやすい方法、栄養価の高い牛乳との相乗効果は抜群
青汁+ヨーグルト+ハチミツ
牛乳が苦手な子どもにも◯、ハチミツは1歳未満の子どもには与えてはダメなので気をつけて
青汁バナナスムージー(青汁+バナナ+牛乳)
バナナの甘みとスムージーにすることで青汁の青臭さが消されます、牛乳のかわりに豆乳でも◯
青汁+ホットケーキミックス
パンケーキにしたり、蒸しパンにしたり、青汁の粉を混ぜるだけで栄養満点おやつの完成!
ちゃんと注意事項や容量を守れば、赤ちゃんからでも飲めるんだね。
気軽に取り入れてもらえたらうれしいなー
まとめ
- 青汁は年齢制限なない
- 苦味、酸味は小さいうちから慣れさせよう
- 子供用の青汁選びはなど年齢にあった選び方を!
- 子供用青汁の様々なアレンジ方法で食べる楽しさを教える!
青汁って、美容とか健康にいい話はたくさん聞くけど青汁って何歳からの飲めるの?そもそも小さい子どや赤ちゃんって飲めるの?
苦いし、飲みにくいイメージもあるし、何か注意することとかあるのかな。