アミノ酸シャンプーとは?

知っておくべき青汁情報

アミノ酸シャンプーは美容室やサロンでも使われていることが多いシャンプー。
普通のシャンプーとアミノ酸シャンプーはなにが違うのでしょうか?効果にも変化があるのか?
今回はアミノ酸シャンプーについて掘り下げてみました。
ぜひ興味があったらご覧ください!

アミノ酸シャンプー特徴

アミノ酸シャンプーは髪と同じ成分のアミノ酸が主成分となっているため、他のシャンプーよりも優しい洗浄力と保湿力が特徴です。
シャンプーには髪や頭皮の汚れを取り除く目的がありますが、市販シャンプーでは、洗浄力が強すぎて頭皮を保護する皮脂まで落とし過ぎてしまう場合があります。皮脂の落とし過ぎは頭皮が乾燥したりフケ、抜け毛など頭皮トラブルの原因になることも。
その点、洗浄力が優しいアミノ酸シャンプーは皮脂を取り過ぎることがないため、頭皮を健やかに保ちながらシャンプーができるのです。

髪が傷む原因

そもそも髪が傷む原因はなんなんでしょうか?

カラーやパーマの薬品

カラーやパーマに使用している薬剤に含まれているアルカリ性は髪のキューティクルを開き、そのぶん髪内部のダメージに繋がります。キューティクルを開くことは、髪の組織を壊しているということです。何度も繰り返しカラーリング、パーマを行うとより頭皮のダメージに繋がっていきます。

シャンプー

一般的に市販で販売しているシャンプー剤は泡立ちが良くなるように洗浄力が強いものが多いです。洗浄力が強いということは頭皮や髪に刺激の強い成分も入っているため、髪にも負担が大きくなりダメージにも繋がりやすくなります。

ドライヤーの熱やアイロンの熱

ドライヤーの熱を必要以上にあてるとダメージに繋がります。アイロンの場合は高温で何度も髪にあてると熱の負荷により髪の毛の中にあるタンパク質が硬くなりダメージに繋がります。

紫外線

季節によって違いますが、夏などの紫外線が強い時期は髪に与えるダメージも大きくなります。髪の紫外線ケア何もしない方が多いですよね。紫外線が、直接髪に当たり続けると肌と同じで、髪の中の構造にも変化がおき髪が弱くなり切れ毛や枝毛の原因にも繋がります。

アミノ酸メリット・デメリット

メリット

健やかな髪を保つことができる

シャンプーによる地肌への負担をおさえ髪の毛や頭皮を健やかに保つ効果が期待できます。
また、アミノ酸シャンプーは髪の保湿に必要な程よい皮脂を残してくれるため、
髪がぱさついて広がりやすい人におすすめです。

乾燥肌によるフケ予防

保湿と程よい皮脂を残す効果により乾燥肌の方のフケ防止に役立ちます。

デメリット

洗浄力が弱い

石油系の界面活性剤を使用した市販シャンプーに比べて洗浄力がやや弱い点があります。
毎日整髪料を大量に使う人や、オイリー肌、髪が極端に汚れやすい環境にある人にはあまりオススメできません。

アミノ酸シャンプーの選び方

髪質別

細くやわらかい髪質の人

髪が細くやわらかい人は、強い洗浄成分の摩擦によって頭皮や髪の毛にダメージを受けやすいことが特徴です。
内側からダメージをケアしてくれるタイプの『ダメージ補修成分』が配合されたアミノ酸シャンプーがオススメ。

ゴワつきやすい髪質の人

どちらかというと髪が硬くゴワつきやすい髪質の人は、『アルガンオイルや馬油などの保湿成分』が含まれているアミノ酸シャンプーが効果的。
優れた保湿成分でなめらかな指通りや質感が出てきます。

パーマやカラーでダメージを受けたヘア

パーマやカラーでダメージを受けた髪には、失われたケラチンを補ってくれる『ヘマチンが配合』されたアミノ酸シャンプーがオススメ。
パーマやカラーを長持ちさせるためにも、キューティクル成分を壊さない洗浄力が弱いアミノ酸シャンプーは効果的です。

成分別

アミノ酸系は、細かい種類にわけることができます。
使用感しっかり、洗浄力泡立ち控えめ:「ココイルグルタミン酸Na」や「ラウロイルグルタミン酸TEA」
使用感洗浄力泡立ちバランスともに軽い:「ココイルメチルアラニンNa」などの『アラニン系』
使用感洗浄力泡立ちスッキリ:「ココイルグリシンNa」などの『グリシン系』
⚠️一般的なアミノ酸系は弱酸性ですが、『グリシン系』はアルカリ性に変化するため使用後は毛髪がきしむことがあります。

成分表記の配合割合

ボトルなどに記載されている成分表示を確認しましょう。多く配合されている成分から順に表記されているため、成分による洗浄力や使用感の特徴を自分の髪質や好みに合わせてチェックしておくことが大切です。
例)
低刺激できちんと洗浄力を求めたい場合はメチルアラニン系
程よい洗浄力で髪のボリュームを抑えたいときにはココイル系
アミノ酸配合と表記されていても、アミノ酸成分よりもラウリス硫酸やラウレス硫酸、などの成分表記が先にされている場合は、主成分がアミノ酸ではないため注意しましょう。

美髪成分配合

頭皮トラブルだけでなくツヤのある美しい髪を手に入れたいという場合には、美髪効果が期待できる成分が配合されているシャンプーを選びましょう。
代表的な成分としては「ヒアルロン酸」や「ローヤルゼリーエキス」「アルガンオイル」「コラーゲン」また、植物エキスが配合されているものも美髪効果が期待できるでしょう。また、よりしっとりとした髪質したい場合には「ジメチコン」や「シクロメチコン」などのシリコンが少量配合されているシャンプーを選ぶのもおすすめです。

シャンプーの基本的なこと

基本的には1日1回、夜がおすすめ

1日に何度もシャンプーをすると、細菌から頭皮を守る天然のバリア機能がある皮脂を、過剰に洗い流してしまいます。
そのため、シャンプーの頻度は1日1回に留めるようにしましょう
また、シャンプーのタイミングは朝よりも夜がおすすめ。

就寝する前に地肌を清潔にしておくと、

・頭皮トラブルのリスクを下げる
・髪の成長を促進することができる

トリートメントは髪がダメージを受けている時に使いましょう。

リンス髪の表面をコーティングする
コンディショナー髪の内部の補修と表面のコーティングする
トリートメント髪の内部に浸透して栄養を届ける
といった特徴があります。
そのため、ヘアカラーなどで髪が傷んだり、髪のパサつきが気になる場合に使うのがおすすめです。
また、これらはコーティング剤のようなものなので、シャンプーと違ってなるべく頭皮に付着しないように、毛先だけにつけるよう心がけましょう。

いかがでしたか?
自分の髪質や好みにあわせ、正しい選び方や使い方でアミノ酸シャンプーの効果を実感してみてください!

まとめ

  • 使い方次第で傷んだ髪を健康的な状態に近づけることができる
  • 成分表記の配合割合をしっかり確認!
  • 敏感肌や頭皮トラブルを抱えている方にオススメ